スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告は非表示になります。
  

Posted by スポンサー広告 at

2015年03月07日

営繕かるかや怪異譚




中津市のFacebookで知った本

作者は中津市出身だそうです

しかしながら内容がホラーの短編集ということでちょっとためらいましたが

表紙は「蟲師」の漆原友紀!!

蟲師ファンとしては見逃せない・・・

ということで購入しました

ホラーが苦手な自分にとっては結構怖かった・・・(特に「奥庭より」と「檻の外」)

怖いのは怖いけど、各話きちんと問題が解決して、読後感が良い

中津の河童の話も出てきます

結局続きが出れば読みたい(笑)









個人的には恒川光太郎の

異形のものが出てくるから、ジャンルは何かと聞かれればホラー?

くらいのスタンスの方が安心して読める(笑)

「竜が最後に帰る場所」の『鸚鵡幻想曲』

「南の子供が夜いくところ」の『夜の果樹園』

が好き









そしてこちらの作者も大分県出身

2015年の芥川賞を受賞した「九年前の祈り」ではなく、あえて「夜よりも大きい」を購入

それは〇〇であったが、〇〇ではなかった。△△であったかもしれないし、◇◇であったかもしれない

みたいな表現が延々続いて、結局何が何だったのか(笑)

変な夢にうなされる感覚が味わえます(こんな説明でいいのか)

でも嫌いじゃない(笑)







最近読んだ中で1番の衝撃は道尾秀介の「カラスの親指」

作品のいたるところに細かく計算された伏線が!

そして最後の最後で伏線回収ラッシュ

おすすめです




営繕かるかや怪異譚は現在も連載中ということで続編が楽しみです

中津市のFacebookに期待

なんだ今回の記事(笑)  


Posted by ジョン at 21:58Comments(0)