2013年06月03日
陸前高田を歩く
気仙沼を朝出発し陸前高田へ
駅は仮復旧で停留所として設けられていました
津波で駅が破壊され、線路が流されており、
その区間は代わりでバスが走っています
2年前に来たのにそんなことも知らなかった
知らず知らずのうちに他人事になってきているのかと反省しました
前回来たときにはなかった食堂が
竹駒にできていたので寄ってみることに
優しい味(´▽`)
夜勤明けの人、これから通勤の人が
利用されていてなんだか素敵な場所でした
その後、仮設住宅で生活されている方に車でいろんな場所を見せていただきました
2年でいろいろと変わって、瓦礫などは撤去され綺麗になっているものの、未だ残る震災の爪痕が妙に生々しかった
如何に日頃を他人事で過ごしていることか
「復興は中々進まない。それでもここはボランティアをはじめとする多くの方に本当に助けてもらっている。思い出してくれてありがとう」と、そう言われました
被災地にボランティアで行くことは素晴らしいことです
募金や支援物資を送ることも素敵なことです
でも、何回ボランティアに行ったからすごいとか、もう募金したからという考えに満足して欲しくないのです
本当に大切なのは、この国で起きたことを忘れずに受け止め、自分に何ができるか考え続けることではないのか。そう思えた旅でした。
2013年06月02日
気仙沼を歩く
仙台から一関まで1時間30分
一関から気仙沼まで1時間30分
2年前から行きたかった気仙沼に
ようやく来ることができました
ここは気仙沼ラーメンが名物だそうです
秋刀魚のすり身が入っていてとても美味しい
フカヒレラーメン1800円もすごく気になったんですが、迷いに迷った結果諦めました(笑)
市内を歩いていると仮説屋台村を見つけました
ショットバーもあるΣ(゚□゚ )
カフェに行ってみるも開いていない・・・
しかし屋台村の中を見ていると素敵な居酒屋が!!
お店の方は以前青森で漁師をしていて、
大分にも来たことがあるそうで
話が盛り上がりました
秋田から来ていたお客さんも
国東に行ってみたいとは渋い
東北は寒いが暖かい!
素敵な方々と飲むお酒は最高でした
料理は出てくるもの全て美味しい
写真を撮り忘れましたがメカジキの荒汁が絶品でした
市街地をぬけ、被災の跡が残る景色を見ていると本当に言葉が出てきません
町おこしグループが造った震災モニュメントが風の広場にあります
この場所は震災の記憶であり、鎮魂のための慰霊碑であり、生きていく人々が再び集うことを想い造られたそうです
1日でも早い復興を願うばかりです
2013年06月01日
一関を歩く
目的地である岩手県陸前高田市へ
仙台→一関→気仙沼→陸前高田
という順で進みました
ということで先ず一関
駅を下りてお土産コーナーの栞が目にとまりました
宮沢賢治の詩を本に挟むなんてなんか洒落てないですか
今これで「商店街はなぜ滅びるのか」を愛読中です
お気に入りの栞。
道中、仙台で奮発して買った駅弁を食べました
最近の駅弁はすごい
買った後に、横の紐を
引き抜くことでお弁当を暖められる仕組み
牛タン最高でした
気仙沼行きの電車が来るまで
2時間あったので市内散策
市内を歩いて見ていると雨が降ってきたので
図書館で雨宿りをさせてもらいました
地神の被害で、住家の一部損壊でも
3364棟あったそうですが、
自分が見てまわった限りでは綺麗な町でした
一関は餅の町だそうです
せっかくのなで団子を注文しました
よもぎ、さくら、くるみ、にんじん
意外にくるみが面白い味で美味しかった
「あんかけ出汁巻き玉子」というのもあったので注文しました
これ居酒屋にあったらひたすら食べる(笑)
と、一関を堪能し、次の目的地「気仙沼」へ進みます